奔放不羈

モバイルの事を中心に、その他気になった事を自由に書こうと思います。

グロースハッカーについて

最近色々な所で耳にする”グロースハッカー

本が出ていたので早速買って読んでみました 

グロースハッカー

グロースハッカー

 

今のプロモーション方法やマーケティング活動に疑問がある人は

一度読んでみる事をお勧めします。

モヤモヤした考え方がきれいに整理出来ると思います。

 

何箇所か個人的に刺さった部分をご紹介しますと

どんな業界のマーケターも、新製品の立ち上げではショウビジネスを

気取りたがる。(・・・略)マーケターがまず思いつくのは、グランド

オープニング、派手な発表イベント、プレスリリースやマスコミ報道だ

すごく分かります。

ビックサイトや幕張で行われるようなショウは、予算もかかるため、一大イベントで

ある事は間違いないですが、実際それをフックにどのくらいの新規ユーザーが

獲得出来るかは(費用対効果が)不明瞭です。

特にモバイルはフリーミアムにビジネスモデルが移行しているので

高いお金払ってイベント会場まで行って買いたいものを探す、という行動は

非効率的ですし、企業側もリスクが高いと思います。

 

 グロースハックのマインドセットは、製品発表の数週間前に

始まるのではなく、製品の開発・開発フェーズから始まる。 

完成したアプリを、ブーストであったり、効果が高いバナー広告を行うのは

やるべきなのですが、”どのようなユーザー”に”どのようにお金を使わず

届けるか”を考えて設計した方が良いです。

 

”ゴー・バイラル”したければ、口コミの種を製品の中に

仕込む必要があるということだ。

まさにその通りです。

ガラケー時代に、ファーストビューに会員登録のバナーがある事が重要、とか

広告した際は、広告したアプリがファーストビューで分かる事が重要、とか

ランディングページを作るにあたってある種の作戦がありましたが

その効果をどんどん上げていく、という事が 基本で、各商品に応じて

適した戦略を見つけていく事が今後生き残っていく上では必須でしょう。

そのためには細かい地味な日々の分析作業はさけられませんが

今後重要な職種になる事は確実だと思います。

 

この辺りは、分析ツールが便利になった事も要因の一つかもしれませんが

道具は上手に使ったものが勝ちですね。

 

個人的にも今年のテーマにしたいと思います。